日本一のフルーツ王国!
山梨県一宮の農園!

本年度の桃狩りは
9月13日に営業終了いたしました。

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本年度の桃狩りは、
終了いたしました。

たくさんのお客様にご来園いただき感謝しております。
ありがとうございました。

 

桃狩り 個人料金

■個人(14名様以下)税込料金 1名様当り
・大人(中学生以上):1,600円 
・小人(4才〜小学生)1,400円
・3歳以下無料

40分間、畑の中で ご自分でもぎ取り食べ放題。
ペット同伴可 無料駐車場完備 8:30~15:00(最終受付)
雨天時も営業いたしますが、畑には屋根はありませんので雨具をご持参ください。
大きいバック、袋物の畑への持ち込みはご遠慮いただいております。
貴重品・マスク等感染防止グッツのみ持ち込み可です。
歩きやすい靴、服装でお越しください。
 


桃狩り 団体料金

■団体(15名様以上)税込料金 1名様当り【要予約】
・大人(中学生以上):1,450円 
・小人(4才〜小学生)1,250円
・3歳以下無料


本年度のフルーツ狩りはコロナ対策ため、
予約制とさせていただきます。

お申し込みは、①代表様名 ②ご予定日、ご予定時間 ③ご人数 ④携帯電話番号を
☎0553-47-1240
または メール asamaen@wonder.ocn.ne.jp にて承ります。


 ●安心・安全な当園の感染症対策は、笛吹市ガイドラインに準じています。

他園と異なり、徒歩3分以内の畑へのご案内ですので、
マイクロバスやワゴン等での移動時の感染の心配はありません。
会場の畑に水道完備です。
本年度は予約制ですので、入園者数を限定し密集状態を回避します。

■桃の歴史
桃は、バラ科モモ属であり、チャイナ黄河上流地帯が原産地です。
BC400~250年に薬用、食用、花卉として栽培され、AD1世紀ごろペルシャを経由し欧州に広まりました。
日本には弥生時代に渡ってきたといわれています。また、自生していたともいいます。
平安や鎌倉時代には、水菓子といわれて、珍重されていました。

■桃の伝説~古事記、桃太郎、桃の節句
わが国最古の歴史文学書「古事記」にも、桃が出てきます。
伊弉諸尊(いざなぎのみこと)が黄泉国(死の国)から逃げ帰るとき、死んだ妻の伊弉再尊(いざなみのみこと)がさしむけた黄泉醜女という悪魔に追いつめられたが、そこに大きな桃の木があり沢山桃がなっていたので、それをちぎってつぎつぎと三つ投げつけたところ、悪魔は急に力を失い退散した。
伊弉諸尊(いざなぎのみこと)は桃に向い「いま私を助けてくれたように
これから後も我が国の人々が憂瀬に落ちて苦しむ時には助けてください」と仰せられて、大神実命(おおかむづみのみこと)という御名を賜わったとあります。それが、桃太郎の伝説に変わっていったともいいます。
 3月3日の雛祭りを、なぜ桃の節句かといえば、すくすくと育てとの願いを込めた祭りです。昔から桃には魔力を払うパワーがあると信じられていました。

■桃の種類
 水蜜桃ともいわれ果 肉がとろけるほどに柔らかい白肉種と、果肉が堅く不溶性で主に加工用として用いられる黄肉種に大別 されます。
また、早生種、中生種、晩生種と分かれ、その中でも生産量が多い白鳳は中生種の代表といえます。
出荷時期は5~9月で、ハウス物は5月中旬から、路地物は6月中旬から9月まで出荷されます。
現在よく目にする品種は、明治初期に中国から導入された水蜜桃をもとに育てられた白桃種の系統を引くものがほとんどです。
また果皮にうぶ毛のないネクタリンや、欧州で人気の黄桃も桃の仲間。
桃の主成分は果糖ですが、ビタミンEの含有が多く、黄桃にはカロチンが含まれています。

■栄養価 ~桃を食べると美人になる⁉~
桃の美味しさは、ショ糖、果糖、ブドウ糖、ソルビトールなどの糖と、リンゴ酸、クエン酸などの酸、アスパラ酸を主体とする遊離アミノ酸、渋み成分のクロロゲン酸、カテキン、ロイコアントシアンなどのポリフェノール、ビタミンCがバランスよく含まれているためです。
最近では糖尿病や高脂血症の予防効果が高いことも確認されています。
また、桃の種は漢方で「桃仁(とうにん)」と呼ばれ、血液の循環を良くするといわれている。美容・肩こりなどに種をホワイトリカーに漬け込んで少しずつ飲むと良かもしれません。

■桃の産地は
桃の生産量については、チャイナ、アメリカ、イタリア、フランス、アルゼンチンに次いで、日本が世界6番目の生産国となっています。
その日本のなかでみると、2019年の生産数量は137,000tとなっており、
産地別で見ると、①山梨県(46,500t)、②福島県(29,300t)、③長野県(16,300t)④和歌山県(10,800t)、⑤山形県(8,170t)、⑥岡山県(7,100t)の順です。
山梨がダントツです。

■桃の食べ方
果皮が淡紅色に均等に色づいたものが良く、やや黄色みを帯びたものの方が成熟しています。
非常に痛みが早いので指で押したり、傷には注意。
冷たくしてお召し上がりになるには、長く冷蔵庫にいれると風味が落ちますので、お召 し上がりになる少し前に入れるようにして下さい。
甘味は果頂部と果皮近くに多いので切り分ける時は縦方向に。
食べ頃は皮が指先で剥ける程度が一番です。
皮を剥くとすぐに褐変が始まるので、レモン汁をかけると良いでしょう。

■桃を収穫するまで
4月になって桃の花が咲くと、上を向いている花は全て落とし、下を向いた花だけを残します。上向きの花は、受粉すると実も上向きに成ります。
実が大きくなると重さで下にねじれて垂れ下がり、養分がうまく回ってこないので、落果しやすくなってしまいます。これを防ぐために、あらかじめ上向きの花を落としてしまうのです。
毎年4月10日頃に受粉をさせます。桃の実がつきます。これを着果<ちゃっか>といいます。
 
5月20日頃~5月末に、実がピンポン玉ぐらいの大きさになったら、上から袋をかぶせます。この袋は二重になっていて、外側の袋にはロウがひいてあり保温効果を高めます。内側の袋は薄い素材で太陽の光を通します。
このように袋をかぶせた実の状態を有袋<ゆうたい>といいます。(逆に、袋を使わないで栽培された状態を無袋<むたい>といいます。)
有袋にすると
1)温室効果で実の成長が促進されます。
2)表面の保護。葉にすれて傷がついたり、虫がついたりするのを防ぎます。
といった効果があります。有袋で栽培された桃は、表面が非常にきれいです。
ただし、一個一個に手作業で袋をかけなければならず、大変手間のかかる仕事です。
桃がかなり大きく育ち、袋を突き破らんばかりになったら外側の袋をはずします(これを除袋<じょたい>といいます)。
この時の色はにまだ青いままです。
 
初出荷用の桃で6月10日頃でしょうか。
いよいよ最終段階。地面に銀のシートを敷きます。このシートは太陽の光を反射して、下から強烈に光を浴びせます。人間が海辺で日光浴をして日焼けするのと同じように、10日~1週間ほどで桃は見事にピンク色に仕上がります。
(有袋で栽培したものでも、内側の袋は光を通すので問題ありません。)
銀のシートには、光の反射以外にも排水効果を高める機能があります。
収穫が迫った桃の実にとって余計な水分を吸収することは、甘さを薄める結果となって好ましくありません。雨が土中に大量にしみこむのをシートが防いでくれます。こうした銀や白のシートを使った方法をマルチ栽培といい、桃に限らず梨やみかんなどにも広く応用されています。
 
こうして、受粉から70日~75日かけ待ちに待った収穫期を迎えます。
人間は舌で味わうだけでなく、五感すべてを総動員して、脳で味わうといいます。
桃の話を読んで、改めて桃のおいしさを日本一の桃の里山梨で実感してください。

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